Psersonal record of experiences

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2015.8.20

祖父の教え。

ある、光。

写真展「光にふれる」18日より開催しております。
おかげさまで毎日たくさんの方にご来場頂き、嬉しい時間を過ごしています。
ご来場頂いた皆様、お忙しい中 本当にありがとうございます。
〝今日で折り返しか…〟と一息ついた時、ふと思い出したことがあったので
忘れないように綴ろうと思います。

わたしが写真を撮るきっかけは祖父の影響です。
祖父の家で見つけたカメラがカッコよくて、「これちょうだい」と
ねだったのは小学生の夏休みだったと思います。
中学生の時に少しだけいじったものの、結局ただの飾りになっていたカメラ。
本格的に写真を撮り始めたのは20歳の時でした。

写真を撮る楽しさに目覚めたわたしは祖父に聞きました。
「どうしたら上手に撮れる?」
祖父は少し考えてニコニコしながら言いました。
「カメラのレンズは第三の眼だ。第三の眼は第六感がないと開かない。
 人に第三の眼を向けると自分のことも見透かされる。
 写真には、撮ったものと撮られたものの〝距離〟が写るんだ。
 常に正直な人間でいなさい。
 謙虚でいなさい。
 好奇心を持ちなさい。
 撮りたいものの気持ちを思いなさい。
 礼儀を忘れるな。
 最後に、愛される人で居続けなさい。」

祖父のカメラは今でもわたしの大事な相棒です。
あれから写真を撮り続けて11年が経ちました。

わたしは祖父の教えを守れているのだろうか。
正直に、謙虚に、好奇心と礼儀を携えて被写体と向き合っているのだろうか。
そして、〝愛される人〟なのだろうか。
答えはまだまだわからない。
いつまで経っても自問自答は終わらないだろうけど
あの頃よりきっと、愛することはわかり始めたよ。と祖父に報告したい。

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