ロックダウンしていた夏の2ヶ月。 街はずーっと明け方のような、雪が降った日の朝のような、擬音をつけたくなるような静けさを放っていた。 いつか白夜を体感したいし、雪景色を見に行きたい。 その時は、この日のことを思い出すのだろうか。
雪が降る景色に「しんしん」。 静けさに「シーン」。 擬音を産みだした人たちは天才だなと思う。 〝無音を表す表現として「森」というものがあるらしい〟 という一文を目にして、とても素敵な表現だなと思った。 いつも心の中にわたしだけの〝森〟を育てていたい。